iPhoneで動画や写真の手ぶれ補正ができる無料アプリおすすめ7選

最近のスマートフォンカメラの進化には目を見張るものがあります。特にiPhoneのカメラ性能は年々向上しており、プロ級の写真や動画が撮影できるようになってきました。しかしながら、せっかくの一枚を手ぶれで台無しにしてしまった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

無料ダウンロード
手ぶれ補正 iphone

目次

今回は、iPhoneでの手ぶれ補正について、設定から撮影後の修正方法まで、詳しくご紹介したいと思います。また、「写真・動画の手ぶれ補正ができるアプリ」も厳選してまとめます。

写真のピンボケ・手ぶれ補正ができるアプリは:

PicWish

iPhoneで撮影後の動画の手ぶれ補正ができるアプリは:

iMovie

CapCut

DaVinci Resolve

Google フォト

VideoShop

Emulsio 4

それでは詳細を見ていきましょう!

iPhoneの手ぶれ補正機能について

iPhoneには、光学式手ブレ補正(OIS)とデジタル式手ブレ補正という2種類の手ブレ補正機能が搭載されています。

光学式手ブレ補正は、カメラのレンズ自体が動いて手ブレを軽減する仕組みです。デジタル式手ブレ補正は、ソフトウェアで画像を処理して手ブレを補正する方式です。動画撮影時に特に効果を発揮します。

写真の場合、光学式手ぶれ補正(OIS)というハードウェア機能が使われます。

カメラレンズが小さく動いて手ぶれを打ち消すのです。

一方、動画の場合は、iPhone 12以降のモデルでは、より進化したセンサーシフト方式が採用され、さらに安定した撮影が可能になりました。iPhone 14 シリーズ以降のモデルには、「アクションモード」が追加されました。

iPhoneのカメラの手ぶれ補正設定

手ぶれ補正 iphone 設定

iPhoneの手ぶれ補正機能は、基本的に常に有効になっています。ただし、一部の設定を確認したり調整したりすることで、より効果的に使うことができます。

まず、写真の手ぶれ補正については特別な設定は必要ありません。カメラアプリを開いて撮影するだけで、自動的に機能が働きます。

動画の手ぶれ補正については、以下の手順で設定を確認できます:

  • 「設定」アプリを開く
  • 「カメラ」をタップ
  • 「ビデオを撮影」をタップ
  • 「手ぶれ補正(拡張)」をオンにする

ただし、注意点として、手ぶれ補正機能を使うとバッテリーの消費が早くなる傾向があります。長時間の撮影や、手ぶれの心配が少ない状況では、この機能をオフにすることで、バッテリーを節約できるかもしれません。

手ぶれ補正ができる無料のソフト

撮影後に写真または動画の手ブレを補正したい場合は、以下のアプリがおすすめです。

iPhoneで写真のピンボケ・手ぶれ補正

ますは、iPhoneで写真の手ぶれやピンボケを後から修正できるアプリを紹介します。

PicWishを使ってぼやけた写真を鮮明にする

手ブレ写真 補正

PicWishは、AI技術を使って写真のぼやけを改善するアプリです。手ぶれだけでなく、ピンボケした写真も鮮明にすることができます。

使い方:

  • PicWishアプリを開く
  • 「画像高画質化」をタップ
  • 補正したい写真を選択
  • AIが自動で写真を補正
  • 処理が完了したら「ダウンロード」をタップ

PicWishの特徴は、AIが自動で最適な補正を行ってくれる点です。ユーザーが複雑な設定をする必要がないので、誰でも簡単に使えます。

PicWishのAI機能は、画像内の細かい要素を分析し、エッジを強調したり、ノイズを除去したりすることで、ぼやけた写真を鮮明にします。例えば、人物の顔の細部、服の質感、背景の細かい模様などを復元することができます。

ただし、極端にぼやけた写真や解像度の低い写真の場合、完全な復元は難しい場合があります。

iPhoneで撮影後の動画の手ぶれ補正

iMovie

手ぶれ補正 動画

iMovieは、Appleが提供する無料の動画編集アプリで、日本でも広く使われています。基本的な編集機能に加えて、手ぶれ補正機能も備えています。

特徴:

直感的なインターフェースで初心者でも使いやすい

他のApple製品との連携が優れている

基本的な編集機能が充実している

iMovieで撮影した動画を補正:

  • iMovieアプリを開く
  • 「映画」を選択し、新しいプロジェクトを作成
  • 補正したい動画を追加
  • 動画をタップして「設定」アイコン(歯車マーク)を選択
  • 「手ぶれ補正」をオンにする
  • 編集が終わったら、「完了」→「書き出す」で保存

iMovieの手ぶれ補正は自動で行われるため、細かい調整はできませんが、簡単に使えるのが魅力です。

利用可能デバイス:iPhone、iPad、Mac

CapCut

手ぶれ補正 iphone

CapCutは、TikTokの開発元であるByteDanceが提供する無料の動画編集アプリです。日本でも若い世代を中心に人気が高まっています。

特徴:

豊富なエフェクトやフィルター

直感的な操作性

SNS向けの縦型動画編集に強い

CapCutの手ぶれ補正機能の使い方:

  • CapCutアプリを開く
  • 「新規作成」をタップ
  • 補正したい動画を選択
  • 動画をタップし、「ツール」→「手ぶれ補正」を選択
  • 補正の強さを調整(弱、中、強から選択)
  • 「チェックマーク」をタップして適用
  • 編集が終わったら、右上の「書き出し」をタップして保存

CapCutは手ぶれ補正の強さを選べるので、動画の状況に応じて最適な補正ができます。

利用可能デバイス:iPhone、Android、iPad、Mac、Windows

DaVinci Resolve

動画 手ブレ補正 後から 無料

DaVinci Resolveは、主にPC用の高性能な動画編集ソフトですが、iPadにも対応しています。プロ仕様の機能を無料で使えるのが特徴です。

特徴:

プロ級の編集機能

カラーグレーディングに優れている

高度な手ぶれ補正機能

使い方(iPad版):

  • DaVinci Resolveアプリを開く
  • 新規プロジェクトを作成
  • メディアプールに補正したい動画を追加
  • タイムラインに動画をドラッグ
  • 「スタビライゼーション」パネルを開く
  • 「スタビライゼーション」をオンにし、モードを選択(遠近、類似など)
  • 必要に応じて詳細設定を調整
  • 編集が終わったら、「デリバー」ページで書き出し

DaVinci Resolveは学習曲線が少し急ですが、本格的な編集を行いたい方におすすめです。

利用可能デバイス:iPad、Mac、Windows

Google フォト

手ぶれ補正 iphone

Google フォトは、iPhone/Androidで写真や動画の保存・管理だけでなく、簡単な編集機能も備えています。Android版のGoogle フォトには、動画の手ぶれ補正も搭載されております。

Google フォトで手ぶれ補正をする方法:

  • Google フォトアプリを開く
  • 補正したい動画を選択
  • 「編集」をタップ
  • 「手ぶれ補正」を選択

Google フォトの手ぶれ補正は自動で行われるので、特別な操作は必要ありません。ただし、処理に時間がかかる場合があるので、少し待つ必要があるかもしれません。

利用可能デバイス:iPhone、Android(動画の手ぶれ補正が搭載)

VideoShop

手ぶれ補正 iphone

VideoShopは、動画編集に特化したアプリです。手ぶれ補正以外にも、トリミングやフィルター適用など、さまざまな編集機能があります。

VideoShopを使って動画の手振れを補正:

  • VideoShopアプリを開く
  • 補正したい動画を選択
  • 「スタビライズ」機能を選択
  • 補正の強さを調整
  • 「適用」をタップ

VideoShopの特徴は、手ぶれ補正の強さを自分で調整できる点です。強すぎると不自然になることもあるので、適度な強さに調整するのがコツです

利用可能デバイス:iPhone

Emulsio 4

手ぶれ補正 動画

Emulsio 4は、手ぶれ補正に特化したアプリです。他のアプリよりも高度な補正が可能で、プロ級の仕上がりを期待できます。

使い方:

  • Emulsio 4アプリを開く
  • 補正したい動画を選択
  • 「スタビライズ」をタップ
  • 補正モードを選択(自動/マニュアル)
  • 「エクスポート」をタップして保存

Emulsio 4の特徴は、補正モードを細かく設定できる点です。例えば、パン(カメラの左右の動き)やティルト(上下の動き)だけを残して、その他の揺れを補正するといった高度な設定が可能です。

利用可能デバイス:iPhone

iPhoneで撮影する時の手ぶれ補正のコツとテクニック

♦両手でiPhoneをしっかり持つ♦

片手で持つよりも、両手でしっかりと持つ方が安定します。特に望遠で撮影する時は重要です。

♦肘を体につける♦

腕を体から離すと不安定になります。肘を体につけることで、より安定した姿勢で撮影できます。

♦物に寄りかかる♦

可能であれば、壁や机などに寄りかかったり、iPhoneを置いたりすると、さらに安定します。

♦シャッターボタンを優しく押す♦

シャッターボタンを強く押すと、その衝撃で手ぶれが起こることがあります。優しく押すか、音量ボタンやイヤホンのボタンでシャッターを切る方法も試してみてください。

♦十分な光を確保する♦

暗い場所では、シャッタースピードが遅くなり、手ぶれが起こりやすくなります。できるだけ明るい場所で撮影するか、フラッシュを使用しましょう。

♦連写機能を活用する♦

動きのある被写体を撮影する時は、連写機能を使うと良いでしょう。たくさんの写真の中から、最も鮮明なものを選べます。

♦タイマー機能を使う♦

セルフタイマーを使うと、シャッターを押す時の手ぶれを防げます。特に、自撮りや集合写真を撮る時に有効です。

♦三脚やスタビライザーを使う♦

本格的に撮影したい場合は、三脚やスマートフォン用のスタビライザーの使用を検討してみてください。手ぶれを最小限に抑えられます。

最後に

iPhoneの手ぶれ補正機能は、私たちの写真・動画撮影をより楽しく、より美しいものにしてくれます。標準機能だけでなく、さまざまなアプリを活用することで、プロ顔負けの作品を作ることも可能です。

ただし、どんなに優れた機能やアプリがあっても、基本的な撮影テクニックを身につけることが大切です。この記事で紹介したコツを実践しながら、素敵な思い出を残してください。

評価:4.3 /5(合計14人評価)ご評価をいただいて誠にありがとうございました
PicWish日本語サイトの編集者として活躍中。画像編集、デザイン、AI技術に精通し、これらの分野で豊富な経験を持つ。大学で芸術とデザインを学んだ後、広告代理店でグラフィックデザイナーとしてキャリアをスタート。その後、テクノロジーの進化に魅了され、AIと画像処理の世界に足を踏み入れる。現在はPicWishで、最新のAI技術を活用した画像編集ツールについて、わかりやすく丁寧な記事を執筆。趣味は写真撮影と旅行。休日にはカメラを片手に日本各地を巡り、美しい風景や文化を撮影することを楽しみにしている。

コメントを書く

お名前を記入してください!
コメント詳細を記入してください!

コメント (0)