そこで、今回はiPhoneのストレージを整理し、大切な写真を安全にバックアップする方法をご紹介します。これにより、ストレージを効率的に使い、思い出を長く保管することができます。
iPhoneの写真をバックアップする
iCloudを使った写真のバックアップ
概要
iPhoneをご利用の皆さんは、きっとiCloudというクラウドサービスを聞いたことがあるでしょう。Appleが提供するこのサービスは、写真や動画を自動でバックアップするのに役立つツールです。
使い方
- iCloudを利用するには、以下のステップを踏んでください。
- 「設定」アプリを開いて「Apple ID」をタップします。
- 「iCloud」を選択し、「写真」をオンにします。
これにより、iPhoneの写真が自動的にiCloudにアップロードされるようになります。
iCloudのメリット:
iCloudを利用する大きな利点は、インターネットがあればどこからでも写真にアクセスできることです。自宅のパソコンや外出先の友人のパソコンで、iCloudにログインするだけで写真を簡単にダウンロードできます。
ただし、無料で利用できるストレージ容量は5GBに限られてます。多くの写真を保存する必要がある場合は、有料プランへのアップグレードを検討してください。
対応OS
– iOS(iOS 9以上)
– macOS
– Windows(Windows 11
もちろん、iCloudを使わずに写真をパソコンにバックアップする方法もあります。
USB ケーブルを使ってパソコンに写真を読み込む
iPhoneをUSBケーブルでパソコンに接続し、写真を直接転送する方法があります。
この方法は写真の品質を維持したい場合に特に適しています。
※転送する前に、フォルダを作成して写真を整理することをお勧めします。
Windowsの場合
- WindowsにWindows用の「Apple デバイスアプリ」をインストールしておきます。
- iPhoneをUSBケーブルでWindowsに接続します。
- iPhone画面にある指示に従って、Windowsパソコンを信頼します。
- Windowsから「フォト」アプリを開きます。
- 「インポート」ボタンをクリックし、「USBデバイスから」を選択します。
- 転送したい写真を選択し、準備は完了です。
- これで、iPhoneの写真がパソコンにバックアップされます。
Macを使っている場合
- iPhoneをUSBケーブルでMacに接続します。
- 「写真」アプリを開きます。写真アプリに「読み込み」画面が表示されます。
- IPhoneに「このコンピュータを信頼しますか?」が自動的に表示されと、「信頼」をタップして接続を続けます。
- バックアップしたい写真を選択し、「選択項目を読み込む」をクリックします。
- 操作はこれだけ簡単です。
※iPhone同士、iPhoneやiPadから写真をMacに転送したい場合、AirDropを使うことも便利です。
Google Driveを使った写真のバックアップ
クラウドストレージサービスであるGoogle Driveを利用して、スマホに保存された写真をバックアップすることは非常に便利です。以下の手順で簡単に操作できます。
iPhone側での操作
- 「Google Drive」アプリをiPhoneにインストールし、Googleアカウントでログインします。
- アプリを開き、「+」ボタンをタップして「アップロード」を選択します。
- 「写真と動画」からバックアップしたい写真を選択し、アップロードを開始します。
パソコン側での操作
- パソコンでGoogle Driveにアクセスし、ログインします。
- アップロードされた写真を確認し、必要に応じて簡単にダウンロードできます。
この方法のメリット:
Google Driveのストレージ容量は15GBで、比較的広い範囲で利用可能です。
他のGoogleサービスとの連携性も優れており、Googleを日常生活に取り入れている方にとっては特に適しています。
iPhoneの写真をパソコンで見るとぼやける原因と解決策
転送した写真がぼやける原因
iPhoneからパソコンに写真を転送する際、
時折「あれ?なんかぼやけてる…」と感じる方もいらっしゃいますか?
その原因はいくつか考えられます。
iCloudの設定:
iCloudの写真設定で「最適化された写真」がオンのままの場合、ストレージを節約するため解像度が自動的に低下している可能性があります。この設定をオフにすることで、オリジナルの高解像度の写真を保存することができます。
ケーブルの問題:
USBケーブルの接続不良や古いケーブル使用が原因で、転送中にデータが劣化することがあります。新しいケーブルを使用するか、接続状況を確認し、再度転送してみてください。
ディスプレイ解像度:
低い解像度のディスプレイで写真を表示している場合、ぼやけるように見えることがあります。
圧縮による品質低下:
転送時に自動圧縮されることで、写真や画像の細かい部分が失われるリスクがあります。
画像高画質化ツールを使って写真を鮮明化する
もし転送した写真がぼやけてしまった場合、画像高画質化ツールを使って鮮明にすることができます。その中でも「PicWish」というオンラインツールがおすすめです。
PicWishの特長:
- 人工知能を活用して画像を自動で鮮明化
- 使いやすいインターフェースで写真をアップロードするだけで高画質の写真が得られる
- ぼやけた写真だけでなく、古い写真や低解像度の写真の修復にも対応
PicWishは、ぼやけた写真だけでなく、古い写真や低解像度の写真の修復にも対応しているので、家族の古いアルバムをデジタル化する際にもとても便利です。
PicWishを使ってパソコンに転送した写真を高画質化する手順は以下の通りです。
- まずは、ブラウザでPicWish画像高画質化オンラインツールを開きます。
- アカウントを登録/ログインします。(毎日無料で利用できます。)
- 「画像を選択」をクリックして画像をアップロードします。
- しばらく待つと、AIが自動で写真の解像度を上げます。
まとめ
今回は、iPhoneの写真をパソコンに転送する際の様々な方法や、転送後にぼやける写真の問題に対処する方法について詳しく解説しました。iCloudやGoogle Driveなどのクラウドサービスを利用することで、写真のバックアップと整理が容易になります。また、AirDropやUSBケーブルを用いた直接転送方法も紹介しました。さらに、転送後にぼやける写真を元の鮮明さに戻すために、画像高画質化ツールの利用がおすすめです。
これらの情報をお役に立ててくれたと幸いです。もしご不明点やご要望がございましたら、遠慮なくお知らせください。また、今後も役立つ情報をお届けできるように努めてまいります。
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